【2026千葉県公立入試】追検査(理科・社会)直前対策:優先度が最も高い6テーマ

※本記事は、客観的分析のため『だ・である調』で統一しています。

序論:直前に必要なのは「方向性」ではなくチェックリストである

これまでの分析記事で、本検査の傾向と、追検査で起きやすい“出題の振れ”を整理してきた。

だが試験前夜に必要なのは、抽象論ではない。「何を、解ける状態にするか」の一点である。

本来は研究所の受講生に配布する最終確認用リストだが、今回は一般公開する。

これは「当てもの」ではない。直前に復習した際、得点へ直結しやすい順に並べた、作業指示である。

教科書とワークを開き、以下の6点を“解ける状態”に仕上げよ。


理科:この「計算・作図」を完遂せよ(指定3点)

本検査では、典型テーマが正面からは出にくかった(または形を変えていた)。追検査では、王道がそのまま来ることがある。直前はこの3点で良い。

指定課題1:【物理】記録タイマーのテープ計算

狙い: 速さの計算+単位変換で落とす層を切る。

チェック項目:

  • $\text{速さ(cm/s)} = \text{テープの長さ(cm)} \div 0.1 \text{(s)}$
  • $\text{速さ(km/h)} = \text{速さ(cm/s)} \times 3600 \div 100000$

※“最後まで単位を揃える”ところまでを作業として固定せよ。

指定課題2:【化学】水の電気分解(式・体積比セット)

狙い: 反応式と体積比を“そのまま使える道具”にする。

チェック項目:

  • 反応式: $2H_2O \rightarrow 2H_2 + O_2$
  • 体積比: 水素:酸素 = 2:1
  • なぜ水酸化ナトリウム水溶液にするか(「電気を通しやすくするため」と一文で言える)

指定課題3:【地学】湿度の公式運用(逆算含む)

狙い: グラフ読み取り+公式処理で点が動く。

チェック項目:

  • $\text{湿度(\%)} = \frac{\text{現在の水蒸気量}}{\text{その気温での飽和水蒸気量}} \times 100$
  • 「あと何gで飽和か」→「水滴ができ始める温度(露点)」までを逆算できる

社会:この「図表・用語」を焼き付けろ(指定3点)

社会は暗記ではない。ただし直前は、“対比の軸になる用語”を落とさない方が強い。追検査は、本検査で薄かった領域が来ることがある。

指定課題4:【歴史】明治の産業革命/殖産興業(用語を漢字で)

狙い: 産業史の“基本セット”を落とさない。

チェック項目:

  • 富岡製糸場 (群馬県・官営模範工場・生糸)
  • 八幡製鉄所 (福岡県・賠償金・鉄鋼)
  • 財閥 (三井・三菱などの位置づけを説明できる)

指定課題5:【公民】国連・安全保障理事会(拒否権まで)

狙い: 仕組み問題は、知識があるだけで取れる。

チェック項目:

  • 常任理事国(5カ国): アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国
  • 拒否権: 「1国でも反対すれば否決される」(このルールを落とすな)

指定課題6:【公民】労働者の権利と労働基準法

狙い: “市民生活(労働)”の柱を落とさない。

チェック項目:

  • 労働三権: 団結権・団体交渉権・団体行動権 (セットで覚える)
  • 労働基準法: 労働条件の最低基準を定めた法律(この定義を固定)

結論:迷いは捨てたか

以上、直前の優先課題を6点に絞った。

この6点以外が出ない、という意味ではない。だが直前にやるべき作業は増やすほど崩れる。得点に直結する“型”だけ残せ。

教科書を開け。ワークを解け。

そして本番は、解ける問題から処理して終わらせろ。

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この記事を書いた人

習志野受験研究所 所長/新・個別指導アシスト習志野校 塾長

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