【2021-2025年】専大松戸の英語(大問2)過去問徹底解剖:長文を制する「論理マーカー・代名詞・数値パラフレーズ」

※本記事は、客観的分析のため『だ・である調』で統一しています。

専修大学松戸高校・英語(大問2)の長文攻略は、「単語を暗記して、なんとなく和訳をつなぎ合わせる国語力テスト」ではない。出題者が仕掛けた「論理マーカー(接続詞)」「代名詞」そして「数値の言い換え」という標識を精緻に読み解く、厳密な「情報処理テスト」である。

長文が読めない、あるいは選択肢を2つに絞ってから外してしまうのは、英語のセンスがないからではない。本文の具体例(枝葉)に目を奪われ、逆接や対比が示す論理の反転(幹)を見落としているからに他ならない。教育業界にはびこる「とにかく長文をたくさん読め」という精神論や、自己流の曖昧な和訳で立ち向かうのは、確実な失点パターンである。

当研究所が過去5年分のデータを徹底分析し、高い再現性で確認できた攻略の「型」をここに提示する。

目次

専修大学松戸高校 英語大問2 構造分析データ(2021-2025統合版)

年度ジャンルテーマ解法の型(初手)設問の決定的特徴
2025前期17説明文プラスチックごみ問題論理ベクトル(+/-)の判定等位接続詞と代名詞の論理的補完、数値の真偽判定
2025前期18説明文夢を見る理由と記録の意義具体・抽象のパラフレーズ変換逆接マーカーによる段落整序、因果関係の逆算
2024前期17説明文犬の優れた能力と人間との関係比較・対比の構造把握人間と犬の能力の対比、指示語と文脈による語彙推測
2024前期18説明文目標達成の細分化(一歩から)具体例と抽象的教訓のリンク算数的パラフレーズ(数値変換)、逆接起点による整序
2023前期17エッセー夢や適職の発見・過程の重視因果関係と感情ベクトルの特定代名詞の追跡と、具体例の階層関係による段落整序
2023前期18説明文3Rとミニマリズム対比標識からの逆算instead of を軸とした語彙推測、不定代名詞の特定
2022前期17説明文日米のライフスタイルと健康二項対立マトリクスの構築対比(instead of)と因果関係(so)の論理処理
2021前期17説明文スーパーボウルのCMと英語学習逆接からの主張展開予測Though, Butの逆接処理、This is becauseによる理由付け整序

専大松戸を攻略する3つの「型(手順)」

専大松戸の大問2において、受験生をふるい落とす罠と、それを無効化する決定的な「型(手順)」は以下の通りである。

1. 段落整序は「意味」ではなく「論理の接着剤」で解く

毎年出題される文・段落の並べ替え問題を、全文を和訳して「自然な流れ」を探そうとしていないだろうか。それはタイムロスを生む誤った手順である。

【決定ルール】:整序問題は、まず「But」「However」「For example」などの【論理マーカー】と、「This」「They」「One」などの【代名詞】を丸で囲み、接着剤として使うことから始めよ。

例えば、2021年の整序問題では「This is because(なぜなら〜だからだ)」という理由を示すマーカーが鍵となった。直前の文が「結果」になっているものを探すだけのパズルである。代名詞が直前のどの名詞を指しているかを矢印で結ぶだけで、解答は一つに確定する。

2. 二項対立と「算数的パラフレーズ」の処理

2024年の「目標達成の細分化」をテーマにした文章では、「1日1回増やす」「10回から30回にする」という本文の条件から、達成までの日数を「20日」と計算させ、選択肢では「three weeks(約3週間)」と言い換える(パラフレーズ)高度な仕掛けがあった。

【決定ルール】:本文中に「対比(AとB)」や「数値・期間」が出現した瞬間に、そのまま読まず、裏側の情報(残り何%か、何日かかるか)を余白に書き出す手順を徹底せよ。

2025年の「15%がリサイクルされる」という記述を見た瞬間に、「残り85%はごみになる」と逆算・警戒できなければ、用意された罠に嵌まることになる。

3. 具体例に埋もれるな。一段上の「抽象語」へ変換する

本文中で、具体的なエピソードや数字が長く続く段落がある。これらに目を奪われ、ただ漫然と訳し続けるのは危険である。

【決定ルール】:具体例を読んだあと、それらを束ねる「一段階上の抽象的な言葉(幹)」を意識せよ。

設問では必ず、具体例を束ねた抽象語(パラフレーズ)が正解となる。2025年であれば日常のルーティンを「do the same things」へ、2024年であれば犬の視覚の優位性を「good」へと変換させている。本文と同じ単語を選択肢に探すような浅い読み方は通用しない。


結論と今日からすべきアクション

専修大学松戸高校の英語長文は、才能やセンスで解くものではなく、正しい手順を淡々と遂行する「作業」である。「なんとなく読める」という幻想を捨て、論理とデータに基づいた戦略的な対策を行わなければ、本番での得点は決して安定しない。

今日から以下の手順を徹底せよ。

  1. 【接着剤による整序】 But, However, For example などのマーカーで文の論理関係を確定させる。
  2. 【代名詞の完全特定】 it, this, that, they が登場したら、直前の指示先を必ず矢印で結ぶ。
  3. 【数値の即時逆算】 数値や割合を見た瞬間にそのまま読まず、逆算や言い換え(パラフレーズ)を警戒する。
  4. 【具体から抽象への変換】 具体例の羅列に埋もれず、読んだ後にそれらを束ねる「抽象語」へ変換する。

これらの型(手順)を自力で徹底することが困難であれば、当研究所が提示したメソッドを忠実に再現するか、信頼できるプロ(良質な通信教育や指導サービス)の力を借りるのが、極めて有効な攻略軸である。

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この記事を書いた人

習志野受験研究所 所長/新・個別指導アシスト習志野校 塾長

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