櫛山 亮人– Author –
習志野受験研究所 所長/新・個別指導アシスト習志野校 塾長
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英語
【千葉県公立入試】英語リスニング大問4は「聴く」な。「読め」。記述廃止が告げる新時代。【14年間の完全網羅】
1. 序論:ペンを捨てよ、目を凝らせ 2024年、千葉県入試に激震が走った。長年受験生を苦しめてきた、大問4の「英単語記述(スペルを書く問題)」が消滅したのだ。 2023年までは、放送を聞いて language や experience といった単語を正確に綴る「記述力」... -
学校別対策
【渋幕中2026解剖】大問1に隠された「解と係数の関係」。“約数パズル”の皮を被った数学である。
序論:仮説の再確認 先日実施された2026年度・渋谷教育学園幕張中学校(一次)入試。その問題を分析すると、今年もまた、渋幕算数の本質が浮き彫りとなる構成であった。 一見すると「数のパズル」や「積み木の作業」に見える問題群の背後に、より抽象度の... -
英語
【千葉県公立入試】英語リスニング大問3は「メモ」が命。論理の罠を回避せよ。【14年間の完全網羅】
1. 序論:大問3の正体は「どんでん返し」 大問1が「瞬発力」、大問2が「観察力」だとすれば、大問3(内容一致)で試されるのは 「持久力」と「論理力」 だ。 この大問で多い自爆は、聞こえた単語に飛びつくことである。 「Mountainって言った!選択肢の山... -
英語
【千葉県公立入試】英語リスニング大問2は「聴く」な。「間違い探し」をせよ。【14年間の完全網羅】
1. 序論:大問2は「放送前」に終わっている 「リスニングは、放送が流れてからが勝負」そう思っている受験生は、大問2(図版選択)で足をすくわれる。 大問2は、絵・グラフ・地図などの図版から、正しいものを選ぶ問題である。当研究所が過去14年分(2012... -
受験戦略・マインドセット
【学習論】復習は「小まめ」にするな。泥だらけで「一周」せよ。――完璧主義という罠について――
学習相談において、最も頻出する論点の一つが「復習のタイミング」である。 「その日のうちに復習すべきか」「週末にまとめるべきか」。 ここで、エビングハウスの忘却曲線を持ち出し、「人間は忘れる生き物だ。だから小まめに復習して記憶を維持せよ」と... -
理科
【理科】大問1「小問集合」の正体:12点の「重み」と時折現れる「大波」について
1. イントロダクション:「準備運動」ではない 多くの受験生にとって、理科の大問1(小問集合)は「ウォーミングアップ」の位置づけにある。試験開始の合図とともにページを開き、反射的に答えを埋めてリズムを作る場所――この認識自体は間違っていない。 ... -
理科
【理科】2025年入試で「進化」が急増した怪現象。そして2026年、ノーベル賞は何を連想させるか。
1. 2025年の「異常事態」:なぜ進化が大問になったのか 全国の公立高校入試問題を分析していると、2025年入試において、ある看過できない「異常値」が観測された。 中学理科において、地味な存在である「生物の進化」単元。これが、大阪・沖縄・兵庫・宮崎... -
英語
【千葉県公立入試】英語リスニング大問1「14年間の完全網羅」。データが暴く「3つの会話原型」
1. 序論:「傾向が変わった」という半分の嘘 「最近の英語リスニングは難しくなった」「傾向が変わった」 教育現場で繰り返されるこの言葉は、半分は正しく、半分は誤っている。 当研究所は、2012年から2025年までに実施された千葉県公立入試「英語リスニ... -
社会
「73分の7」。これが、我々が抽出した千葉県合格のための純度だ。(大手塾の「数撃ちゃ当たる」戦略へのアンチテーゼ)
夏以降、多くの進学塾で目にする光景がある。 分厚い電話帳のような「全国高校入試問題正解(過去問集)」を生徒に渡し、「とりあえず北から南まで、解けるだけ解いていきなさい」と指示する光景だ。 演習量が基礎体力を作るのは事実である。だが、直前期... -
社会
千葉県入試「大問4」の正体。過去問10年分でも埋まらない「穴」をどう塞ぐか。
千葉県公立高校入試において、上位校(県船・東葛・県千葉など)を目指す受験生が最後に直面する壁。それが社会の「大問4」である。 大問4は、特定のテーマ(外交、文化、経済など)に沿って、古代から近現代までを一気に縦断し、写真・資料を手がかりに年...
